SAS Universityのワナ

2016.01.31 Author: さー

こんにちは。さーです。

昨日はヤバかったですね!
アジア選手権決勝(リオ五輪 アジア予選)にて、U23サッカー日本代表がなんともドラマティックな逆転勝利をしました!!

手倉森誠監督のゲームプランは、韓国に先行して2点取られた時点で狂った
と言っておられました。

しかし、本番で検証しながらシステム変更をし、守備を安定させてからーの、

浅野選手の投入。

手倉森誠監督の采配は今大会冴えてましたね!!

そして手倉森誠監督のワナ、「ジャガー」が発動しました。

はい、ジャガー(笑)

分かる方は分かると思いますが
この方、個人的にとても応援してます!!

今後も期待大です!!

ところで

ワナといえば、この前こんなワナにひっかかりました。

あるお客様にて正式にSAS Universityを導入することがきまりました。
ただ、さすがに有償版と違ってメーカーはインストールまでのフォローしかしてくれません。
でもやっぱり、使用方法についての問い合わせがあったりします。


今回ハマったのは、ファイルサーバー(Windows)上にAD環境下でフォルダリダイレクトした端末のマイドキュメント上にSAS Universityの

プログラム用フォルダ
データフォルダ
結果フォルダ

を作成してプログラムが正常に動作して結果フォルダに成果物ができるようにしたいというものでした。

「有償版じゃできるのに何でだ?」ということで、是非調査して欲しいとのことでした。、

さてSAS Universityは、仮想マシンとしてナゾのOS上で稼働し、ブラウザを使用して処理をする形になります。

今回の現象を調べてみるとWindowsとしてのPATHを記載してもうまくフォルダを認識してくれないようです。


色々検証してみると

たとえば

'/folders/myfolders/prg'

と記載すると正常に認識してくれるようです。


folders
→どうやらこれがSAS UniversityOS?上にマウントされたディレクトリのようです。

myfolders
→SAS Universityのマニュアルにて作成しろ、と言われているものです。

prg
→これが今回のプログラムを配置したフォルダという想定です。

ではディレクトリパスはどう記載してあるでしょうか?

そうです。

ディレクトリ間「/」で記載しています。
はい。「スラッシュ」です。


間違えやすいですがWindowsのパス指定で使用する「\」や「¥」ではありません。

実際はWindows上で触っているので混乱しますよね。
ココで長い時間ワナにハメられました。。

ちなみに調べると、
SAS Studio起動中にフォルダを追加するにはターミナルや他のソフトを使用しないといけないようです。


余談

今回はベースとなる仮想基盤としてVirtualBoxを使用しています。
VMware Playerでも可能ですが32Bitは開発が終了しており使用できませんでした。
どうやらVMware Workstation Playerも開発終了しそうな雰囲気ですしね。。

ではまた。

名古屋のWebシステム開発・ネットワーク構築会社 コネクティボへ