Moodleの小テスト「Cloze」形式で入力文字の大文字・小文字を識別する

2010.01.20 Author: マル

いつかの夕暮れ頃に現れるWEBシステム企画人のたわいない話、「たそがれ営業部」。
しばし、マルにおつきあいください。

最初におことわりします。営業部ネタじゃないです。
でも、弊社営業、求められれば何でもこなします。

あ、さて、昨今大学などでeラーニングや授業支援・学習支援のサービスとしてLMSといったシステムを導入されるケースが非常に多く、多くの商用アプリケーションが出回っている中で、オープンソースのアプリケーションとしておそらくもっとも定評があるのが「Moodle」になるかと思います。

弊社でもMoodleの導入支援や運用支援などのお仕事をさせて頂いており、それで私が現場に出ていたりもするのですが(営業の私がです)、今回はその中であった出来事をちょっと備忘録程度にご紹介いたします。

Moodleの機能に「小テスト」がありますが、穴埋め形式で問題を作成されたいケースもあるかと思います(Moodle的にはCloze形式です)。

ところが、これで入力問題を作った時、一つ気になるのが英文の大文字・小文字問題(半角・全角問題は無視しますが...)。
記述問題であれば、設定にあるので良いのですが、穴埋め形式ではそれがありません。

ただ、問題を完成してデコードをかけてみると、「大文字小文字の区別  いいえ、文字の大小は重要ではありません。 」 という文言の存在に気付くわけです。

Moodleの機能には存在しているはずのこの部分、書籍や資料を探してもなぜか出てこない。

必死になって探していたら、Moodleのヘルプドキュメントにこんな情報

{*:SHORTANSWER_C:=●●●}

_C を付けることで、この制御が働くそうです。
私だけが調査不足なのか、それともやっぱり隠しアイテムなのか謎は多いのですが、とりあえず、必要な方の参考になれば幸い。

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