SAS University edition インストール

2014.07.18 Author: さー

こんにちは。さーです。

ご無沙汰しております。

ようやく、長く眠いワールドカップも終わりました。
日本の戦いを見ていて、いったい戦術とは何ぞや?
組織とはなんぞや?と思っている次第です。

さて、話は変わって弊社では珍しい統計解析のお話です。

統計解析はITの進歩と共に発展してきました。
ITとは切っても切れない関係にあります。

そしてその代表的な統計解析のアプリケーションとしては
SAS、SPSS、R等あります。

今回はその中でもSAS Institute Japanがとうとう無料のバージョンをリリースしたので
そのインストールをしてみました。

オープンソースであるRに対抗してのことでしょうか??

SASのWEBページには下記のように記載されています。

リリース
http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/news/press/201406/06.html

インストール方法
http://www.sas.com/en_us/software/university-edition/download-software.html

単純にアプリケーションをインストールするのではなく、
SASの仮想サーバーアプライアンスをPCで起動させ、
そこにWEBでアクセスする形式をとるようです。

今回は、Windows7 64bit + VirtualBox4.3.12の環境で行います。

1、あらかじめダウンロードしたSASのovaファイルをVirtualBoxにインポートします。

sas1.jpg

2、ローカルPCの任意の場所に仮想マシンとの共有用のフォルダ作成
SASのVirtualBox用の手順書にて指定があるので

SASUniversityEdition - myfolders

としました。

3、 VirtualBoxの仮想マシンー設定ー共有フォルダにて
自動マウント、アクセス権完全(読み取りにチェックしない)にて2のフォルダを指定します。

sas3.jpg


4、仮想マシンを起動します。

SAS.jpg


5、仮想マシン起動後、画面上のURLをIEなどのブラウザに打ち込みます。

http://localhost:10080

6、こんな画面がでます。

sas4.jpg

7、SAS Studioを始めます。

sas5.jpg

*SAS Studioを始めようとするとサインイン中に下記のエラーが出ることがあります。

「The launch of the server process failed with an unknown status code.」

この場合はVirtualboxでのファイル共有設定がうまくいっていないと出ます。


CPU Corei5 2.5GHz メモリ8GBのPCで使用してみた感触としては、
そこまで重くもなく、軽くもなく・・・・。

といったところです。

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