Movable Type 4.0を検証

2007.07.31 Author: たく

Movable Type(以下 MT)といえばサーバーインストール型のブログソフトウェア
というだけでなく、CMSとして不動の地位を獲得しておりますが、そのMTが 堂々たるメジャーアップグレードしました。
今後の我が社のビジネス展開にもMTは必要不可欠なので
MT4を早速インストールして使ってみました。

で、ひととおり検証してみたところで前ヴァージョンになかった特徴を列記してます。
  • イーザーインタフェース一新。がらっと変わって、新鮮です。JSも多用してWeb2.0的なデザインですね。
    イーザーインタフェース一新

  • 記事プレビューが実際のページのスタイルを適用された状態でできる。
    前ヴァージョンではあくまでのも記事のHTMLのみのプレビューで公開しないと確認できず、不便なことこの上なかった。

  • 記事投稿時にあらかじめ設定したあて先(メールアドレス)にお知らせができる。

  • My Swing Editerを標準で装備。他にも記事の記述方法が5種類から選べます。 My Swing Editerを標準で装備

  • 動的生成を行う記事だけでなく、静的ページとして表示させるページも上記Editerから投稿できるようになりました。 これで記事ページ同様にあらかじめテンプレートを用意しておき、より柔軟にページ生成が行えるようになりました。

  • 記事やテンプレートなどの変更が自動的に保存されるようになりました。うっかりブラウザを閉じても大丈夫。
    記事やテンプレートの自動保存

  • テンプレートを編集する際に主要なMTタグをドロップダウンメニューから選択して入力できます。
    MTタグをドロップダウンメニューから選択

  • 変数を利用したMTタグで条件分岐によるページ生成が可能になりました。若干複雑ですが。

  • アーカイブマッピングの項目が増えました。
    アーカイブマッピングの項目


主にこんなところだと思います。
ただ全体的に、機能が増えた分、複雑になった感も否めませんが 利用方法を限定してクライアントに更新させれば、HTMLなどの知識が一切なくとも ウェブサイトを管理できます。
その意味では前ヴァージョンから、大きく進歩と言えるんじゃないでしょうか?
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