【PHP】xdebug2でglobal変数内の値表示

2007.07.31 Author: えす

久しぶりの投稿です。

今回は、xdebug2でglobal変数内の値を表示する設定を紹介させていただきます。

global変数内の値を表示したい場合、下記を設定することで、エラー時にglobal変数のdumpを表示することができます。

クッキー: $_COOKIExdebug.dump.COOKIE
環境変数: $_ENVxdebug.dump.ENV
ファイルアップロード変数: $_FILESxdebug.dump.FILES
GET 変数: $_GETxdebug.dump.GET
POST 変数: $_POSTxdebug.dump.POST
リクエスト変数: $_REQUESTxdebug.dump.REQUEST
サーバ変数: $_SERVERxdebug.dump.SERVER
セッション変数: $_SESSIONxdebug.dump.SESSION




設定はphp.iniもしくは.htaccessのphp_valueで行えば使用できます(下記はphp.iniの場合)。
xdebug.dump.SESSION=*

「*」を設定することによって、エラーが発生した場合、下の画像のようにSESSION内全ての値を取得できます。

また、=以降に引数名(例:$_SESSION['test1']内のみを取得したいのであれば「xdebug.dump.SESSION=test1」)を指定することにより、下の画像のように指定引数内の値のみ取得することができます。

ただ、このままではエラーが起こった場合しか表示することができません。
常時表示させる方法もありますので、紹介します。

PHP内に下記を記述することで常時表示させることが可能です。

xdebug_dump_superglobals();

今後も引き続きxdebugネタを公開していく予定です。

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