手っ取り早くCMS その1『Adobe Contribute3』

2007.08.17 Author: マル

いつかの夕暮れ頃に現れるWEBシステム企画人のたわいない話、「たそがれ営業部」。しばし、マルにおつきあいください。

大変ご無沙汰なことです。当社も昨日からお盆明けの営業を開始しました。しばしマルは、IT業界四国八十八カ所巡りをしておりました。
別に年金を納め忘れたわけでも、選挙に負けて頭を丸めたわけでもありません。

さて、お客様からホームページ関係のリニューアルのご相談を受ける際には「CMS」がどうのこうのというお話が何度かに1回はなされるわけですが、何でもかんでもシステム化を提案するホームページ屋さんも少なくなく、たいていはホームページがBlog化されます。

ただ、更新されないWeb(特にBlog)は情報廃棄物になってしまうとは、先人の多くが口を一つにして語ることであります。
程度の低いホームページ屋さんと思慮の浅い(浅くさせるのはホームページ屋の罪なのですが)お客様との間に繰り広げられるのは、いかにもBlog的なBlogスタイルのサイトづくりそれもあからさまに分かるレベル。となりますと、サイトを訪れる方は新しい情報(更新)を求めてしまうのは避けられないBlog時代の現実。ですが、更新するネタがないなどということになりますと、廃棄物化の始まりなのです。

そこで、情報廃棄物とならずに、それでも更新なども楽にできるという選択肢に『Adobe Contribute3』を提案することがあります。
デザインなどは当社含めプロが制作します。その際にContribute3を用いて管理されることを前提に制作しますので、運用時にさわっちゃいけないページを誤ってさわる危険性も下げられるわけです。

Adobe Contribute3の編集画面

ちなみにこれがContribute3での編集画面です。
Contribute3では、ブラウザ感覚で編集箇所を探し、同じ画面で編集画面に切り替えることが可能になっています。

編集対象ページまでのブラウジング → 編集 → 公開前チェック → 公開
の一連のプロセスをこれ1本でこなします。FTPソフトなどは一切不要です(もちろん画像処理ソフトなどは必要ですが・・・)。

さらに、上司のチェックといったワークフローにも対応しており、更新頻度があまり頻繁でない場合には有用なツールと言えます。

次回はBlogを使ったCMSについて触れてみようかと思います。

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