GFS2を入れてみた
2012.07.30 Author: savas
自宅環境にGFS2を入れてみました。
ここで言うGFS2とは、Google File SystemやGluster File Systemではなく、Global file Systemのバージョン2と言う事になります。
GFSについて簡単に説明すると、通常一つのファイルシステムに対して複数のOSからアクセスするとファイルシステムごと破損してしまいます。
しかしGFSはクラスターファイルシステムと呼ばれ破損する事がありません。
クラスターファイルシステムと言えば、VMWareでよく利用されるVMFSがありますね。
コレと同じです。
さてクラスターファイルシステムの何が良いのかと言うと、例えばHAクラスター構成時。
Active+Stanby構成にするとしても、ディスク部分が共有されている場合2つのOSからアクセスしますので効果を発揮します。
Actvive+Activeの構成でも同じですね。
それからDRBDを利用して、共有ディスクではなくディスク部分が別筐体だけどデータは共有する場合です。
DRBDの場合ファイル単位ではなくブロックレベルで共有しますので、別筐体に載っているOSと言えど、ファイルシステムが破壊されない様にクラスターファイルシステムを使う必要があるんだと思います。
ちなみに自宅でGFS2でフォーマットした際は、RedhatClusterがなければ稼働しない様な構成になってしまいました。(色々試した結果コレが一番簡単だったのです)
RedhatClusterが無くてもGFS2を使える様にもう少しチャレンジしてみたいと思います。