Solaris10 ネットワークインストールによるサーバ構築
2007.03.16 Author: hoge
Solaris10ネタです。
[ ケース ]
Solaris10 をインストールしたマシンが既に構築されており、
これをインストールサーバとして、ネットワークインストールします。
[ 条件 ]
クライアントとサーバは、同サブネットに存在しており、
CDを使用するものとします。
1. インストールサーバとして利用する機器へrootログインします。
2. Solaris10 Software CD1 を利用機器の CD ドライブに挿入。
3. CD イメージ用のディレクトリを作成します。
# mkdir -p /export/home/install-image
→任意のディレクトリで問題ありません
4. マウントされたディスクの Tools ディレクトリへチェンジディレクトリします。
# cd /cdrom/cdrom0/s0/Solaris_10/Tools
5. CD-ROM ドライブ内のイメージをインストールサーバの
HDDへコピーします。
# ./setup_install_server /export/home/install-image
6. /(root) ディレクトリへチェンジディレクトリします。
# cd /
7. Solaris10 Software CD 1 を取り出します。
8. Solaris10 Software CD 2 をシステムの CD-ROM ドライブに挿入します。
9. マウントされた CD の Tools ディレクトリにチェンジディレクトリします。
# cd /cdrom/cdrom0/Solaris_10/Tools
10. CD-ROM ドライブ内のイメージをインストールサーバの
HDDにコピーします。
# ./add_to_install_server /export/home/install-image
11. /(root) ディレクトリへチェンジディレクトリします。
# cd /
12. Solaris10 Software CD 2 を取り出します。
13. インストールする Solaris10 Software CD 毎に、
上記 8. →12. を繰り返して下さい。
14. Solaris10 Languages CD を利用機器の CD-ROM ドライブに挿入します。
15. マウントされた CD の Tools ディレクトリにチェンジディレクトリします。
# cd /cdrom/cdrom0/Tools
16. CD-ROM ドライブ内の CD をインストールサーバの
HDDにコピーします。
# ./add_to_install_server /export/home/install-image
17. /(root) ディレクトリへチェンジディレクトリします。
# cd /
18. Solaris10 Languages CD を取り出します。
19. ファイルにインストールクライアントの情報を記載します。
設定する IP、クライアントの Ethernet Address は決定済みとします。
# vi /etc/hosts
:
192.168.1.1 hoge
:wq!
# vi /etc/ethers
:
8:x:20:99:99:99 hoge
:wq!
20. インストールサーバ上の Solaris10 CD イメージの Tools ディレクトリに
チェンジディレクトリします。
# cd /export/home/install-image/Solaris_10/Tools
21. ネットワークでインストールするためのシステムを設定します。
# ./add_install_client hoge sun4u
| |
| +------ プラットフォーム
nodename (uname -m で確認)
インストールサーバの設定は以上になります。
クライアントインストールを行ってみましょう。
※インストールクライアントで実行
(参考までに"stop+a"でokプロンプト)
ok boot net - install