priority-queue out
2011.09.29 Author: Tom
Catalyst3550のpriority-queue outのお話です。
Catalyst3550のインターフェースで優先キューにしたい場合には、
Catalyst(config-if)# priority-queue out
というコマンドになりますが、このコマンドを入力した場合、
出力キュー間の帯域幅の割り当ての計算式に変わってしまいます。
Catalyst3550で重みづけの設定するには、
Catalyst(config-if)# wrr-queue bandwidth weight1 weight2 weight3 weight4
Catalyst3550は、4つのキューがあり、例えば、キュー1の計算式は、
weight 1 / (weight1 + weight2 + weight3 + weight4)な感じになります。
ここで、priority-queue outするとキュー4のウェイトは、計算式で無視されます。
つまり、キュー1の計算式は、weight 1 / (weight1 + weight2 + weight3)になります。
実際にQoSを動かすには、いろいろと他にも設定は、必要ですが、詳細は次回にでも…
あと、製品によって、キューの数が違ったり、優先キューが違ったりしますので、注意が必要です。
Catalyst3750は、優先キューがキュー1だったりします。