EIGRP メトリックのチューニング(CCNP講座)

2007.04.16 Author: hoge


EIGRPネタです♪


少し難しい内容ではあるがEIGRPを扱う上で非常に大事である。

EIGRPは、IGRPのメトリック算出方法を使用してメトリックが決まります。

☆256 x IGRPメトリック = EIGRPメトリック

IGRPメトリック算出方法(K値を用いた算出方法)

☆メトリック = K1 x BW(帯域) + (K2 x BW)÷(256-load) + K3*Delay x [K5 ÷(信頼性 + K4)]

K値のdefaultでは、K1=K3=1, K2=K4=K5=0となっているはずです。

"metric weigths"コマンドによりK値を設定しない場合:

☆ メトリック = BW(帯域) + Delay

上記は各リンクメトリックとなるので、トポロジテーブルでは下記計算となる。

☆メトリック = 10,000,000÷(最小のパスBW) +∑(delay÷10)

この事から、EIGRPメトリックは上記メトリック値に256を乗算した値となります。



業務でEIGRPのK値をチューニングする機会は、まぁ少ないだろう。

但し、試験でのK値の概念は非常に重要なものがある。

OSPF+EIGRP等の組み合わせで活用して欲しい



※参考※

ip bandwidth-percent eigrp [AS番号] [パーセント]