ワールドカップとビジネス
2010.06.16 Author: さー
ワールドカップ真っ盛りな今日この頃いかがお過ごしでしょうか?
さーです。
さて、日本も一勝して良い雰囲気ですが、単純にワールドカップについてここで語っても面白くないので、
ビジネスを絡めたお話を少し。
みなさんはワールドカップ出場国のユニフォームが、どこのメーカーが多いかご存知でしょうか?
ちなみに日本はアディダスです。(KIRINではないです)
今大会においては、大手ユニホームサプライヤーの勢力図は
adidas 12国
nike 9国
puma 7国
となります。
また勝負事ではありがちな「ユニホームメーカーの連覇は無い」というジンクスも存在しています。
ただ、今までプーマ製のユニホームの国が優勝したことは無かったのですが、前回のドイツ大会初めてプーマ(イタリア)が優勝しました。
この「プーマ」と「アディダス」。実は創業時は同じ会社です。
その名は、「ダスラー兄弟商会」。
名前の通り、兄弟が始めた会社です。
そして1984年、兄弟間に亀裂が生じます。
二人の関係は修復不可能となり、それぞれが別の道を行くことになります。
創業者 会社
アドルフ=アディダス
ルドルフ=プーマ
そして皮肉なことにドイツを代表するこの2社はバイエルンのアウラッハ河を挟んで立っています。
個人的には、各国のメーカーが巨大資本の会社に押されて
自国代表にさえ採用されないのは何ともいえず寂しいです。
ちなみにサッカー用品メーカーでは最大手以外で個人的に好きなのは、
Le coq sportif
Lotto
Kappa
Topper
DIADORA
Umbro(nikeに買収されました)
です。
サッカーを純粋に競技として楽しむも、
イケメン探しに見るも、
ファッションから見るも、
サッカー用品サプライヤーのビジネス戦争を楽しむのも良いかと思います。